「20代後半になるし、そろそろ結婚も考えたい」
「大手企業に就職した友人は、生活に余裕がありそうで羨ましい」
「理学療法士を選んだのは、失敗だったのかな…」
働き始めて数年たつと、将来のことが気になりますよね。
SNSで企業勤めの友人の投稿を見て、モヤモヤすることもあるでしょう。
実は、私もまったく同じでした。
難しい勉強に、忙しい学校生活。高い学費を払ってやっと卒業したのに、給料は仕事内容に見合わない。
さらに、PT同士のマウントの取り合い。
将来の自分がまったく想像できず、絶望したこともあります。
それでも、転職を1回経験し、今は整形外科で働く私は「理学療法士は勝ち組だ」と思っています。
結婚の挨拶で、相手のご両親に信用してもらえたのも、この資格のおかげでした。
理由は次の5つです。
- 一生使える国家資格である
- 社会的な信用が高い(結婚やローンで有利)
- 就職先が多く、全国どこでも働ける
- 体の知識を、副業や自分の健康に活かせる
- 生活リズムが安定しやすい
もし今「勝ち組」と感じられないなら、それはあなたのせいではありません。今の職場が合っていないだけかもしれません。
この記事では、理学療法士が勝ち組と言える理由と、給料が上がらない人がこれからできることを、私の実体験をもとに紹介します。理学療法士という資格を見直すきっかけになれば嬉しいです。
結論:理学療法士は勝ち組と言える5つの理由
① 一生使える国家資格である
理学療法士は、一度取れば一生使える国家資格です。
トレーナー系の民間資格はたくさんありますが、国家資格は簡単には取れません。だからこそ価値があり、更新しなくても一生名乗れます。
医療現場だけでなく、フィットネスやオイルマッサージなどの美容の分野でも「体の専門家」として頼りにされます。
民間資格をいくつも持つより、国家資格が1つある方が強い。これが理学療法士の一番の武器です。
② 社会的な信用が高い
理学療法士は、思っている以上に世間から信用されています。私がそれを実感したのは、恋愛と結婚の場面でした。
独身時代、真剣に恋人を探すためにマッチングアプリを使っていましたが、なかなかマッチしませんでした。
ところが、職業欄に「理学療法士」と書くと、マッチする数が増えたのです。メッセージでも「病院で働いているんですか?」と聞いてもらえて、会話のきっかけになりました。
結婚の挨拶では、相手のご両親に信用してもらえました。今でも印象に残っているのが、
「理学療法士の資格があるなら、職には困らないから安心だね」
という一言です。
今は私も娘を持つ親なので、この気持ちがよくわかります。どんな状況でも家族を支えられる人は、親にとって本当にありがたい存在です。
世間では「理学療法士=リハビリの国家資格=安定している」というイメージが強いのだと思います。
結婚を考えている方は、理学療法士であることを自信を持って伝えてみてください。交際や結婚の場面で、きっと強みになります。
③ 就職先が多く、全国どこでも働ける
理学療法士は、働ける場所がとても多い資格です。
病院やクリニック、介護施設、訪問リハビリなど、リハビリの職場は全国どこにでもあります。結婚や引っ越しで住む場所が変わっても、仕事を探しやすいです。
さらに、靴や医薬品の会社など、一般企業でも「体の専門家」として求められることがあります。実際に私も、一般企業向けの転職エージェントに登録したとき、企業からスカウトが届きました。
医療の現場でも一般企業でも働ける。選べる道が多いことも、理学療法士の強みです。
④ 体の知識を副業や自分の健康に活かせる
理学療法士の知識は、仕事以外の場面でも役に立ちます。
体の専門家として「この人の話なら信用できる」と思ってもらいやすいからです。ブログやSNSなどの情報発信系の副業でも信用されやすいです。
私は筋トレが好きですが、運動生理学・解剖学・運動学の知識があるので、効率よく体を鍛えられています。根拠のあるトレーニングができるので、高いサプリに手を出すこともありません。
自分の健康という一生の財産を、知識で守れる。これはお金には代えられない強みです。
⑤ 生活リズムが安定しやすい
理学療法士は、生活リズムを整えやすい仕事です。
職場を選べば、夜勤がなく残業も少ない働き方ができるからです。
私の今の職場も夜勤や残業がほとんどないので、体調を崩しにくく、家庭や副業との両立もできています。
もし今の職場が残業だらけなら、職場を変えることも考えてみてください。患者さんを支える私たち自身が健康でいることが大切です。
それでも「負け組」と言われる3つの理由
ここまで勝ち組と言える理由をお伝えしましたが、「負け組」と言われるのにも理由があります。目をそらさずに見ていきましょう。
給料が上がりにくい
理学療法士の給料は、職場の給与の決まりや、国が決めるリハビリの料金(診療報酬)の影響を強く受けます。そのため、どれだけ頑張っても給料が大きく上がりにくいのです。
昇給が年に数千円という職場も、珍しくありません。
給料が上がらないのは、あなたの努力不足ではなく「仕組み」の問題です。
同級生の一般企業組と年収差が開く
一般企業は、年齢や役職が上がるにつれて給料も上がっていく会社が多いです。一方で理学療法士は、新人の頃は一般企業と大きく変わらなくても、そこから差が開きやすくなります。
20代後半は、結婚や将来を考え始めて、その差をいちばん実感しやすい時期です。
比べてモヤモヤするのは、あなたが将来を真剣に考えている証拠です。
職場によって待遇の差が大きい
同じ理学療法士でも、残業の量・休みの取りやすさ・出世のしやすさは、職場によってまったく違います。
私自身も、2年目で転職しました。理由は、残業が多いこと、希望の部署になかなか行けないこと、休みが固定ではないこと、そして管理職がすべて外部から採用されていて出世の道がなかったことです。
転職して整形外科の外来に移ってからは、残業はほぼゼロ。入退院の書類からも解放され、職場は家から5分圏内になりました。整形外科の分野に専念でき、勉強会に行く気力も戻ってきました。
「理学療法士がダメ」なのではなく、「今の職場が合っていない」だけかもしれません。
給料や将来性については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
勝ち組になれる理学療法士の特徴4つ
同じ理学療法士でも、「勝ち組だ」と言える人とそうでない人がいます。キャリアの視点で見ると、勝ち組のPTには4つの共通点があります。
職場を自分で選んでいる
勝ち組のPTは、「最初に入った職場にずっといなければいけない」とは考えていません。給料・休み・残業・やりたい分野など、自分が大切にしたいことを決めて、それに合う職場を選んでいます。
私も2年目で転職したからこそ、今の働きやすい環境にたどり着けました。
得意分野・専門性を持っている
「この分野なら任せて」と言える得意分野があると、職場での評価も、転職のときの強みも変わってきます。
私は転職してから整形外科の分野に専念できるようになり、勉強会にも積極的に参加できるようになりました。その分スキルも上がり、仕事に自信が持てるようになっています。
給料以外の収入源(副業)を持っている
先ほどお伝えしたとおり、理学療法士の給料は仕組みとして上がりにくいです。だからこそ、勝ち組のPTは給料だけに頼らず、副業で収入の柱を増やしています。
私自身も、ブログ・パーソナルトレーナー・せどりと、いくつかの副業に挑戦してきました。
お金の管理ができている
収入を増やすことと同じくらい大切なのが、お金を守ることです。収入が同じでも、使い方次第で貯金の額は大きく変わります。
勝ち組かどうかは「資格」で決まるのではなく、「資格をどう使うか」で決まります。
給料が上がらない理学療法士が勝ち組になる方法3つ
では、今「給料が上がらない」と悩んでいる人は、何から始めればいいのでしょうか。私が実際にやってきたことをもとに、3つの方法を紹介します。
方法1:給料・待遇の良い職場へ転職する
一番効果が大きいのは、職場を変えることです。同じ資格・同じ経験でも、職場が変われば給料や働き方は大きく変わります。
大切なのは、一人で探さないことです。転職エージェント(無料で求人を紹介してくれたり、条件の交渉をしてくれたりするサービス)を使うと、自分では見つけられない求人にも出会えます。
私は2年目のとき、転職エージェントを通して今の職場に転職しました。また4年目にはレバウェルリハビリにも登録しましたが、今の職場の条件が良かったので、転職はしていません。
すぐに転職するつもりがなくても、登録して求人を見ておくと、今の職場と比べる材料になります。
転職は「逃げ」ではなく、自分に合う環境を選び直すことです。
方法2:PTの知識を活かした副業を始める
給料以外の収入を作るなら、副業がおすすめです。中でも私が一番おすすめしたいのはブログです。
- 始めるのにお金がほとんどかからない
- 仕事が終わった後や休みの日など、好きな時間にできる
- 理学療法士の知識が「信用」になり、読まれやすい
私も転職と並行してブログを始めました。この記事も、そのブログで書いています。
ただし、副業を始める前には、職場の就業規則(副業をしてよいかどうかの決まり)を必ず確認してください。
方法3:家計を見直して貯金を増やす
収入をすぐに増やすのが難しくても、出ていくお金を減らすことは今日からできます。スマホ代・保険・使っていないサブスクなど、毎月かかる固定費から見直すのがおすすめです。
私が結婚前に実践した貯金の方法は、こちらの記事で紹介しています。
今日からできる3つのアクション
- 今の職場の給料・残業・休みを紙に書き出してみる
- 転職エージェントに1社だけ登録して、求人を見てみる
- 副業ブログについて調べてみる
大きく変わる人は、最初の一歩がとても小さいです。
理学療法士の勝ち組に関するよくある質問
理学療法士と作業療法士、どちらが勝ち組?
どちらもリハビリの国家資格で、一生使える資格という強みは同じです。勝ち組かどうかを決めるのは、職種よりも「どんな環境で、どう働くか」です。
理学療法士の年収で結婚はできる?
できます。私も理学療法士として働きながら結婚しました。給料が高くなくても、お金の管理を工夫すれば結婚資金は貯められます。具体的な方法はこちらの記事で紹介しています。
30代からでも勝ち組になれる?
なれます。30代になると、これまでの経験が強みになります。転職や副業を始めるのに遅すぎることはありません。
まとめ|理学療法士は「環境選び」で勝ち組になれる
理学療法士は、次の5つの理由から勝ち組と言える資格です。
- 一生使える国家資格である
- 社会的な信用が高い(結婚やローンで有利)
- 就職先が多く、全国どこでも働ける
- 体の知識を、副業や自分の健康に活かせる
- 生活リズムが安定しやすい
それでも「負け組」と感じてしまうのは、給料が上がりにくい仕組みと、今の職場の環境が原因かもしれません。
国家資格という土台は、あなたはもう持っています。あとは、自分に合った職場を選ぶこと、そして給料以外の収入源を作ることです。
まずは転職エージェントに登録して、今の職場以外にどんな選択肢があるのかを知ることから始めてみてください。そして、給料以外の収入を作りたい人には、副業のブログをおすすめします。
理学療法士を選んだあなたの道は、間違いではありません。

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