リハビリ特化型デイサービスに興味はあるけど、きついのかな?
なるべく体の負担が少ない職場で働きたい…
そんな理学療法士の方に向けて、リハビリ特化型デイサービスのきつさを解説します。
結論からいうと、体の負担は少なめです。
利用者さんは要支援〜要介護1・2の方が中心で、ある程度自分で動けるため、介助の量が少ないからです。
ただし、職場によっては別の「きつさ」もあります。
私は勤務先に併設されているデイケア(通所リハビリ)で、担当者が体調不良で休んだときなどに、助っ人として働いた経験があります。
また、親友の理学療法士がリハビリ特化型デイサービスで働いていました。
自分の体験と親友から聞いたリアルな話をもとに、きつさの実態と、きつくない職場の選び方を紹介します。
リハビリ特化型デイサービスとは?デイケアとの違い
リハビリ特化型デイサービスは、介護保険の「通所介護(デイサービス)」の一種で、運動や機能訓練に力を入れている施設です。
一方のデイケアは「通所リハビリテーション」と呼ばれ、医師の指示のもとでリハビリを行います。
どちらも介護保険の通いのサービスですが、働き方には違いがあります。
医師がいない(デイケアはクリニック併設が多い)
デイケアは医師の配置が必要なため、病院やクリニックに併設されていることが多いです。
私が助っ人に入っていたデイケアも、勤務先に併設されていました。
医師とすぐに連携が取れるので、利用者さんの状態が気になったときも相談しやすく、時間の無駄がありませんでした。
一方、リハビリ特化型デイサービスには医師の配置義務がありません。
理学療法士は「機能訓練指導員」として働き、運動プログラムの作成や個別の機能訓練を担当します。
医師にすぐ相談できない分、利用者さんの体調の変化に気づく力が求められます。
半日型が多い・入浴や食事がない
リハビリ特化型デイサービスは、午前・午後の半日型(3時間程度)で運営している施設が多いです。
入浴や昼食のサービスがない施設も多く、入浴介助や食事介助はほとんどありません。
理学療法士にとっては、体力的な負担がかなり軽くなるポイントです。
「介助で1日が終わる」働き方からは、離れられます。
リハビリ特化型デイサービスがきつくない理由
体の負担が少ないと言える理由は、次の4つです。
介護度が低い方が多い
利用者さんは、要支援〜要介護1・2の比較的元気な方が中心です。
自分で歩ける方も多いので、移乗やおむつ交換のような重い介助はほとんどありません。
病院の病棟で、腰を痛めながら介助していた方にとっては大きな違いです。
体を壊す前に働き方を変えるのも、立派なキャリアの選択です。
リハビリ意欲が高い利用者さんが多い
特化型デイで働いていた親友によると、利用者さんはリハビリ意欲が高い方が多いそうです。
マッサージを目的に来る方が少ないので、動作練習も行いやすいとのことでした。
「やりたい」という気持ちがある方とのリハビリは、セラピストとしてのやりがいにもつながります。
レクリエーションが少ない
一般的なデイサービスでは、歌やゲームなどのレクリエーションが1日の中心になることもあります。
リハビリ特化型デイは運動や機能訓練が中心なので、人前で盛り上げるのが苦手な人でも働きやすいです。
親友によると、レクリエーションなどが苦手でも、なんとかなるそうです。
業務が型にはまっていて回しやすい
私がデイケアで助っ人として働いたときも、業務が型にはまっていて、ルーティンとして回しやすいと感じました。
担当者の急なお休みで入っても対応できたのは、その日の流れが決まっていたからです。
リハビリ特化型デイも、送迎→バイタルチェック→運動プログラム→個別訓練→送迎のように、1日の流れが決まっている施設が多いです。
慣れてしまえば、毎日の業務で迷うことが少なくなります。
それでも「きつい」と感じるポイント(親友の体験談)
体の負担は少なめでも、リハビリ特化型デイならではの「きつさ」もあります。
送迎・人数の多さ・営業的な役割など
- 送迎:小さな施設では、理学療法士も送迎の車を運転することがあります。運転が苦手な人には負担になります。
- 人数の多さ:多くの利用者さんを同時に見るため、一人ひとりにかけられる時間が短くなりがちです。
- 営業的な役割:ケアマネジャーへのあいさつ回りや、見学・体験利用の対応を任される施設もあります。
- 書類:個別機能訓練計画書の作成や、定期的なご自宅への訪問など、加算のための業務もあります。
親友が特にきつかったと話していたのは、利用者さんの人数が多いため、一人あたりのリハビリ時間が短かったことです。
「きつくない職場」ではなく「自分に合うきつさの職場」を選ぶ視点が大切です。
きつくないリハビリ特化型デイサービスの選び方
ここまでの内容をふまえて、職場選びで確認したいポイントを3つ紹介します。
固定休を選ぶ(盆正月が休みやすい)
日曜日など休みが固定の施設は、盆や正月も休みになっていることが多いです。
一方でシフト制の施設は、月9日休みのように日数は決まっていても、休む日は月によって変わります。
予定を立てやすく、家族との時間を取りやすいのは固定休の施設です。
私自身、2年目の転職では「休みが固定であること」を条件の1つにしていました。
送迎は運転手が担当している
送迎の運転を専任のドライバーが担当している施設なら、理学療法士は機能訓練に集中できます。
求人票には書かれていないことも多いので、面接や見学のときに「送迎は誰が担当していますか?」と聞いてみましょう。
クリニックや病院と連携している
医療機関が運営している、または近くのクリニックと連携しているリハビリ特化型デイなら、利用者さんの体調で迷ったときに相談しやすくなります。
デイケアで医師とすぐ連携できる働きやすさを経験した私としては、ここは確認しておきたいポイントです。
求人票の条件より、「毎日の働き方」を想像できるかが大切です。
まとめ
リハビリ特化型デイサービスは、介護度が低く意欲の高い利用者さんが多いため、体の負担は少なめの職場です。
レクリエーションが苦手な人や、決まった流れで働きたい人にも向いています。
ただし、送迎や人数の多さ、営業的な役割など、職場によっては別のきつさもあります。
固定休・送迎の担当・医療機関との連携の3つを確認して、自分に合う職場を選びましょう。
介護保険分野の求人を探すなら、転職サイトに相談するのも1つの方法です。
私は4年目にレバウェルリハビリに登録しました。提案されたのは訪問リハビリやデイケアなど介護保険分野の求人が中心で、この分野に強い印象です。
ただ、当時の職場の条件が良かったため、私は転職はしていません。
また、転職だけでなく収入の柱を増やしたい方には、副業としてブログもおすすめです。
私も転職と並行してブログを始めました。
働く場所と収入源、どちらも自分で選べるようになると、キャリアの不安はぐっと小さくなります。

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