「3年目なのに、給料がほとんど上がっていない」
「後輩指導も任されて業務は増えたのに、評価されている実感がない」
「このまま10年続けた先輩を見て、正直、未来が想像できなかった」
私は2年目で限界を感じて転職しましたが、当時考えていたことはまさにこれでした。
疲れきって帰宅して、求人サイトを眺めては閉じる。その繰り返しでした。
でも今だから言えます。2年目で「キャリアは整形外科分野をきわめる!」と決めて転職して、本当に良かった。
入退院のたびに追われていた書類からも解放され、残業もありません。休みの日に勉強会へ行く気力まで戻ってきて、結果的にスキルも大きく伸びました。
この記事では、3年目で「辞めたい」と感じる本当の原因3つと、後悔しないキャリアの見直し方を、転職経験のある現役PTが解説します。
読み終わる頃には、しんどさの正体が分かり、働きながら生活の質を上げる具体的な一歩が見えているはずです。
今の職場に限界を感じている人、将来が不安な人は、ぜひ最後まで読んでください。
3年目で「辞めたい」と感じるのは、甘えではなく成長の証拠です。
今日からできる具体アクション5つ
まず結論からお伝えします。悩み続けるより、この5つを順番にやってみてください。どれも今日から、お金をかけずにできることです。
アクション①:不満を紙に全部書き出す(今夜15分)
給料・人間関係・業務量・将来性——頭の中でぐるぐるしている不満は、書き出すだけで驚くほど整理されます。スマホのメモでも構いません。
コツは「誰にも見せない前提で、本音を書くこと」。きれいにまとめる必要はありません。私もこれをやったとき、書き出した不満の半分以上が「職場を変えれば解決すること」だと気づけました。
アクション②:自分の市場価値を調べる
転職サイトで「経験3年・自分の地域」の求人条件を眺めてみてください。今の給料・休日・残業が、市場の中でどの位置なのかが一目で分かります。
登録して情報収集するだけでも十分価値があります。私も転職前に他の職場の条件を知ったことで、前職の環境を初めて客観的に見ることができました。「今の職場しか知らない」状態が、実は一番危険です。
アクション③:職場の外の信頼できる人に話す
同僚に話すと、どうしても愚痴大会で終わりがちです。おすすめは養成校の同期や、別の職場で働く友人など、利害関係のない人。
環境の違う人と話すと「それ、うちでは当たり前じゃないよ」という発見が必ずあります。自分の職場の常識を疑うきっかけになります。
アクション④:「辞めない場合」のプランも作る
転職だけが答えではありません。副業や資格取得など、今の職場にいながら未来を変える手段もあります。
「辞める」「残る」の両方のプランを持っておくと、どちらを選ぶにしても“自分で選んだ”という納得感が生まれ、精神的にぐっと楽になります。
アクション⑤:転職エージェントに無料相談してみる
「まだ転職するか決めていないのに、相談していいの?」と思うかもしれません。でも実は、決まっていない段階でこそ相談する価値があります。プロと話すことで、自分でも気づいていなかった「本当にやりたいこと」が整理されることが多いからです。
私自身も、相談の中でモヤモヤした希望がどんどん言語化されていき、「整形外科の外来で実力をつけたい」という転職の軸が固まりました。リハビリ職専門のレバウェルリハビリなら、無料で相談だけでもOKです。![]()
ここからは、そもそもなぜ3年目にこれほどしんどくなるのか、その正体を掘り下げていきます。
なぜ「3年目」に辞めたくなるのか:問題の本質
1年目は覚えることに必死で、2年目は仕事を回すことに必死。そして3年目、ようやく周りが見える余裕ができたときに、初めて「この仕事の構造」に気づきます。
- 昇給しても年数千円レベル
- 頑張っても頑張らなくても給料はほぼ同じ
- 10年目の先輩の給料が、想像より低い
つまり3年目の「辞めたい」の正体は、仕事が嫌いになったのではなく、「この環境の延長線上に、自分の望む未来がない」と気づいてしまったことなんです。
これは視野が広がったからこそ見える景色です。だからこそ、感情のまま辞めるのではなく、原因を分解して考える必要があります。
3年目のしんどさ、原因は3つ
原因①:給料の頭打ちが「見えて」しまった
理学療法士の給与体系は、多くの職場で年功序列かつ昇給幅が小さいのが実情です。厚生労働省の賃金統計を見ても、PT・OTの平均年収は他の医療職と比べて伸びが緩やかです。
3年目は、自分の10年後の給料が先輩を見ればほぼ正確に予測できてしまう時期。「頑張れば報われる」と信じられなくなったとき、人は一気に消耗します。
原因②:業務量と評価のギャップ
3年目になると、後輩指導・委員会・勉強会の運営など「単位にならない仕事」が急に増えます。でも給料は変わらない。臨床業務+αをこなしているのに、評価の仕組みがそれに追いついていない職場は本当に多いです。
私自身も、2年目で後輩への関わりが増えてきたとき「この仕事、何の手当もつかないのか…」と虚しくなったのをよく覚えています。
原因③:キャリアの選択肢を知らないまま3年が過ぎた
養成校では「働き方の選択肢」はほとんど教わりません。急性期・回復期・生活期という枠の外に、整形外科クリニック、訪問、自費領域、一般企業など多様な道があることを、3年目まで知る機会がないまま来てしまう人が大半です。
「辞めたい」の何割かは、「他の選択肢を知らない不安」でできています。
解決方法:辞める前に「軸」を1つ決める
やってはいけないのは、感情のピークで退職届を出すことです。3年目は市場価値がしっかり付き始める時期なので、動き方次第で条件は大きく変えられます。
私がやって効果があったのは、この順番です。
- 不満を紙に全部書き出す(給料・人間関係・業務量・将来性…)
- その中で「これが解決すれば残ってもいい」というものを1つ選ぶ
- それが今の職場で解決可能か、冷静に判断する
私の場合、軸は「希望分野の外来(整形)で早く実力をつけられるか」でした。前職は回復期や外来のある大きめの病院でしたが、管理職はすべて外部採用で、現場から頑張って上に行く道が構造的にない。休みも固定ではありませんでした。だから出世を待つより環境を変えると決めて、2年目で転職。結果として、希望していた整形外科の外来に移り、働き方も納得感も大きく改善しています。
辞める理由が明確な人は、転職で失敗しません。曖昧なまま動く人が失敗します。
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まとめ:3年目の「辞めたい」は、キャリアを考える最高のタイミング
3年目で感じる違和感は、あなたの感覚が正常だからこそ生まれるものです。大切なのは、感情で辞めることでも、我慢して残ることでもなく、選択肢を並べたうえで自分で選ぶことです。
そしてもうひとつ。収入の不満は、転職だけが答えではありません。私は今、現場で働きながらブログで発信するという道を選んでいます。自分の経験がそのまま誰かの役に立ち、収入にもなる。おすすめの副業はブログです。

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