毎日残業ばかりで、心も体もすり減っていく」
「早く帰って、家族とゆっくり過ごしたい……」
毎日のように残業が続くと、本当に疲弊しますよね。
私も以前はサービス残業で21時まで職場に残っていた時期があるので、その辛さは痛いほどわかります。
しかも厄介なのが、その職場が”ブラック”かどうかは、実際に働いてみるまで見分けがつかないこと。
入職して初めて「失敗した……」と気づくケースは少なくありません。
そこでこの記事では、家族や自分の時間を大切にしたい理学療法士の方に向けて、残業の少ない職場を選び、ブラックな環境を引かないための見分け方を紹介します。
結論からお伝えすると、残業を確実に減らす一番の近道は「働く環境そのものを変えること」でした。
私自身、この方法で日平均2時間あった残業を、平均5分まで短縮できています。
おかげで今は毎日料理をしたり、子どものお世話をする余裕も生まれました。
独身時代には、仕事終わりにサウナへ立ち寄ることもできていました。
ブラックな職場から抜け出したい理学療法士の方は、これから紹介する6つのステップを実践すれば、残業に追われず、趣味や家族との時間を楽しめるようになります。
その方法が、こちらです。
- 書類業務の少ない分野を選ぶ
- 予約制の職場を選ぶ
- 研修の少ない職場を選ぶ
- 勤務終了時間に、外から職場を見てみる
- 口コミを確認する
- 転職エージェントに職場の雰囲気を聞く
理学療法士がブラックな職場から抜け出す方法
1. 書類業務の少ない分野を選ぶ
残業を減らしたいなら、まず「書類業務が少ない分野」を選ぶのが効果的です。
理学療法士の残業の多くは、リハビリそのものではなく”書類”が原因だからです。
私が回復期リハビリ病棟で働いていた頃は、まさに書類に追われる毎日でした。
リハビリ実施計画書、カンファレンスの資料、退院時サマリー……。
作成するだけでも大変なのに、さらにきつかったのが上司に確認してもらうプロセスです。
シフトの都合で休みが合わず、「確認をお願いしたいのに上司がいない」という状況がしょっちゅう。
特に入院と退院のタイミングが重なると、書類ラッシュで定時後もパソコンに張り付き、焦ってミスが出ることもありました。
ところが整形外科クリニックに転職したところ、書類業務がほぼゼロに。
日々の記録はカルテへの簡単な記載が中心で、分厚い計画書も承認待ちのストレスもなくなりました。
これだけで残業時間は一気に減りました。
もちろん、整形外科クリニックにも大変さはあります。
1日に診る患者数が多く、体力的にはハードです。
ただ、患者さんとの会話が楽しく、地域に密着している感覚があるので、私はこの働き方が性に合っていました。
「定時で帰って家族との時間を確保したい」という目的なら、書類の少ない分野を選ぶ価値は十分にあります。
2. 予約制の職場を選ぶ
残業を減らしたいなら、「予約制」の職場を選ぶのもおすすめです。
理由はシンプルで、予約制だと駆け込み来院の患者さんが少なく、1日の終わりが読めるからです。
予約なしの職場だと、閉院間際に患者さんが駆け込んでくることが珍しくありません。
「あと少しで終わる」と思っていても、ラストに来院があれば、その分だけ終了時間が後ろにずれていきます。
私自身、実習中に予約なしの職場を経験したことがあります。
その日は患者さんの来院が読めず、対応を待っているうちに、気づけば夜の8時。予約がないと”いつ来るか分からない”ので、ずっと職場に拘束されてしまうんです。
あのときの「終わりが見えない」しんどさは、今でも忘れられません。
その点、予約制なら「今日は何時に何人」が事前に分かっているので、終わりの時間が読めます。
駆け込みで予定が崩れることもなく、「定時で帰る」を前提にスケジュールが組めるのです。
もちろん、予約制にもデメリットはあります。キャンセルが続くと、時間が空いて手持ち無沙汰になることも。
ただ私の場合は、その時間を同僚とのコミュニケーションに使ったり、患者さんのレントゲン画像を見直したり、勉強の時間に充てています。
空いた時間を学びに変えられるのも、終わりが読める予約制ならではの良さだと感じています。
家族との時間を守りたいなら、「終わりの時間が読める=予約制」を職場選びの基準にしてみてください。
3.強制的な研修の少ない職場を選ぶ
残業や負担を減らしたいなら、「強制的な研修が少ない職場」を選ぶのも大切です。
ここで言う”研修が少ない”とは、学ぶ機会がないという意味ではありません。
「参加を強制される研修が少ない」という意味です。
私が最初に就職した回復期の職場は、とにかく研修が多い環境でした。
新卒が多かったこともあってか、勉強会や研修が頻繁に組まれていたんです。
ただ、仕事終わりに行われる研修は、一日働いた後の疲労でとにかく眠い……。
学びになるはずの時間が、正直つらい時間になっていました。
さらに私が苦痛だったのが、PT協会への参加が”当たり前”とされる雰囲気です。
本来は自分で選べるはずのものが、半ば強制のように感じられて、窮屈さを覚えていました。
今の職場は、その点がまったく違います。
行きたい研修には行かせてもらえる一方で、強制的な研修はありません。
「学びたいことを、学びたいタイミングで」選べるので、心にも時間にも余裕が生まれました。
ただし、強制研修がない分、自分から動かないと学びが止まりやすいのも事実です。
私自身そう感じているので、PT向けの学習サービスを活用し、自分のペースで学ぶようにしています。
特におすすめなのが「リハノメ」と「運動と医学の出版社」です。
リハノメは、PT・OT・ST向けのオンラインセミナーが見放題になるサブスク型サービス。
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運動と医学の出版社は、理学療法士をはじめ、柔道整復師など医療に携わる方のための、臨床に役立つ書籍の販売とセミナーの企画運営を行っています。
整形外科・運動器分野に強く、臨床にそのまま活かせる内容が充実しているので、整形外科クリニックで働く私にとっては、目の前の患者さんにすぐ使える知識が手に入る心強い存在です。 POST
どちらも”実用的な知識”を、自分のタイミングで学べるのが魅力です。
「定時で帰りたい」「自分のペースで学びたい」という方は、強制研修の少ない職場を選ぶと、ぐっと働きやすくなります。
4.勤務終了時間に、外から職場を見てみる
4. 勤務終了時間に、外から職場を見てみる
求人票に「残業なし」と書いてあっても、それを鵜呑みにするのは危険です。
一番確実なのは、勤務終了時間に職場を外から見て、実際の終業時間を自分の目で確かめることです。
というのも、「残業なし」という言葉ほどアテにならないものはないからです。
実は私の前職も、求人上は「残業なし」でした。
ところが実態は、申請して許可された残業だけが”残業”としてカウントされ、それ以外はすべてサービス残業。
つまり、書類上は「残業ゼロ」でも、現場では定時後に働くのが当たり前だったんです。
この経験から、私は「残業なし」という言葉をそのまま信じられなくなりました。
そこで転職活動のときは、気になるクリニックを1週間ほど外から観察し、終了時間にスタッフがちゃんと帰っているかをチェックしたんです。
閉院後も電気がついていないか、人がいつまで残っているか——
外から見るだけでも、リアルな実態はけっこう分かります。
もちろん、1週間も足を運ぶのは手間がかかります。
ただ、入職してから「話が違った」と後悔することを思えば、この下調べの価値は十分にあります。
「残業なし」の文字を信じるより、自分の目で終業時間を確かめる。
これが失敗しない職場選びのコツです。
5.口コミを確認する
気になる職場が見つかったら、Googleマップの口コミも必ずチェックしましょう。
患者目線の口コミから、内部の雰囲気や働きやすさが透けて見えるからです。
口コミは患者さんが書いたものですが、実はそこに職場のリアルが表れています。
たとえば「スタッフが高圧的」「他の作業をしながらリハビリされた」といった声。
これは患者さんの不満であると同時に、PTの視点で見れば”人手が足りていない””現場に余裕がない”というサインでもあります。
つまり、外部からは見えにくい「働きにくさ」が、患者目線の口コミからあぶり出されるわけです。
ただし、口コミをすべて鵜呑みにするのは禁物です。中には個人的な感情で書かれた極端なものもありますし、たまたま機嫌の悪い一件かもしれません。
大事なのは、同じような指摘が複数あるかどうかです。
何人もが「高圧的な人がいる」「ながらリハビリだった」と書いているなら、それは偶然ではなく職場の傾向と見て、注意したほうがいいでしょう。
口コミを”1件で判断せず、傾向で読む”。これだけで、入職後のミスマッチをぐっと減らせます。
6. 転職エージェントに職場の雰囲気を聞く
最後のステップは、転職エージェントに職場の雰囲気を直接聞くことです。求人票や口コミだけでは分からない”内部のリアル”を、エージェントが教えてくれるからです。
エージェントは、実際にその職場とやり取りをしていたり、過去に転職した人の声を持っていたりします。だからこそ、外からは見えない情報を引き出せるんです。
私の場合は、家庭と両立したかったので、まず「残業の少なさ」と「具体的な書類の量」を細かく確認しました。”残業少なめ”という曖昧な表現ではなく、実際にどれくらいの書類業務があるのかまで聞くことで、入職後のギャップを防ぎました。
さらに、職場の年齢層も調べてもらいました。若手とベテランのバランスは、長く働けるかを見極める大事なポイントだからです。
ベテランが多い職場は、それだけ長く勤めている人がいるということ。つまり「働き続けられる環境」の証拠になります。一方で、自分と同い年くらいの若手がいるかも、私は重視しました。年の近い同僚がいると、相談しやすく、コミュニケーションも取りやすいからです。
ひとつ注意点を挙げるなら、エージェントによって持っている情報量や担当者との相性には差があります。だからこそ、1社だけに絞らず、複数登録して比較するのがおすすめです。私もレバウェルリハビリと「PTOT人材バンク」の2社を併用し、それぞれの情報をすり合わせながら判断しました。どちらもPT・OT・STの転職に特化しているので、リハ職ならではの細かい希望にも応えてもらえました。
求人票には載らない雰囲気を知りたいなら、エージェントを”情報源”として上手に使ってみてください。
まとめ
ここまで、残業の少ない職場を見つけるための6つのステップを紹介してきました。
- 書類業務の少ない分野を選ぶ
- 予約制の職場を選ぶ
- 強制研修の少ない職場を選ぶ
- 勤務終了時間に、外から職場を見てみる
- 口コミを確認する
- 転職エージェントに職場の雰囲気を聞く
どれも大切ですが、もしあなたが「何から始めればいいか分からない」なら、
まずやってほしいのは転職エージェントへの登録です。
なぜなら、エージェント登録は無料だからです。お金がかからないので、気軽に第一歩を踏み出せます。
さらに、登録後の電話相談では、あなたが仕事に何を求めているのか——
残業の少なさなのか、書類の少なさなのか、家族との時間なのか——を、
プロと一緒に整理することができます。一人で悶々と悩むより、
話を聞いてもらうだけで頭の中がスッキリして、進むべき方向が見えてきます。
「いつか転職できたらいいな」と思っているだけでは、残業の毎日は変わりません。
家族との時間を取り戻す第一歩は、まず動いてみることです。
登録は数分で完了します。今の働き方を変えたいと思ったら、
その気持ちが熱いうちに、まずは無料登録だけでも済ませておきましょう。
あなたが、残業に追われず、家族との時間を心から楽しめる毎日を手に入れられることを願っています。

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