「理学療法士の給料、このまま上がっていくのかな…」
「副業した方がいいのは分かってる。でも、自分に何が向いてるのか分からない」
数年前の僕が、まさにそうでした。臨床は好き。でも収入の天井は見えるし、体が資本のこの仕事を一生続けられる保証もない。
副業に興味はあるのに、ネットで調べても出てくるのは
「PTにおすすめの副業10選!」みたいな“やってない人が書いた記事”ばかり。結局なにも始められずにいました。
そこでこの記事では、理学療法士の僕が実際にやってきた副業を、稼げたものも、見事に失敗したものも、全部正直にレビューします。ブログ・せどり・パーソナル・異業種バイト…良い面だけじゃなく「しんどかった」「登録だけで終わった」というリアルもそのまま書きます。
先に結論を言うと、理学療法士に一番おすすめなのは「ブログ(×専門性)」です。
理由はシンプルで、これだけが“時間の切り売り”にならず、自分の専門知識が資産として積み上がっていくから。実際に僕はこれでアドセンス収益を出せました。
他にはせどりもおすすめです。PTに直接関係ないと思うかもしれませんが、仕入れや販売を学べて、経営スキルが身につきます。経営者の視点も身につくのでおすすめです。ツールも多くて取り組みやすく、単価も上げていけます。
逆に、異業種バイトのような「体力と時間を切り売りする副業」は、正直おすすめしません。
なぜそう言い切れるのか——ひとつずつ、実体験で解説していきます。
なぜ、理学療法士にこそ副業がおすすめなのか
理学療法士が副業を始めるべき理由は、大きく3つあります。
1. 専門性が、そのまま“信頼”になるから
体・運動・健康の知識は、世の中で需要が高いのに、正しく語れる人が少ない分野です。
僕たちは国家資格のために解剖学から運動学まで叩き込まれている。
この「人体のプロ」という肩書きは、ブログでもSNSでも指導でも、そのまま信頼に変わります。
ゼロから専門性を作る人に比べて、PTは圧倒的にスタートが有利なんです。
2. 収入の柱が増えると、心が軽くなるから
正直に言うと、臨床だけに収入を依存していた頃は、ずっとどこかで不安でした。
診療報酬は自分でコントロールできないし、昇給ペースも穏やか。
「この給料がずっと続く保証はあるのか?」と。
副業で月数万円でも別の収入があると、この不安がふっと軽くなります。
お金以上に、精神的な余裕が手に入る。
これは実際にやってみて一番感じたメリットです。また、収入を元に本を買うことができて自己投資にも繋がります。
3. “体が資本”のリスクに備えられるから
これは現場にいる人ほど分かるはず。理学療法士の仕事は、自分の体が動いてナンボです。
でも、もし腰を痛めたら? 体力が落ちる40代、50代になったら?
体を使わずに成り立つ収入の柱を、若くて動けるうちに作っておく。これは将来の自分への保険でもあります。
ただし、副業は“選び方”を間違えると本業より消耗する
ここからが大事な話です。「PTにおすすめの副業」を語る前に、絶対に知っておいてほしい軸があります。
それは——副業には「時間の切り売り型」と「資産の積み上げ型」の2種類があるということ。
結論から言うと、本業がすでに体力勝負の理学療法士は、“資産の積み上げ型”を選ぶべきです。
① 時間の切り売り型(労働型)
働いた時間ぶんだけお金がもらえる副業です。
- 異業種バイト(引越し屋など)
- 訪問リハのバイト
- (本格稼働させた場合の)パーソナルトレーナー
メリットは即金性。やればすぐお金になります。でも致命的な弱点が2つ。
①やめた瞬間に収入はゼロ。②本業で疲れた体に、さらに労働を上乗せすることになる。
僕も若い頃に引越しのバイトをやりましたが、若さと体力でゴリ押しできただけで、正直しんどいの一言でした。これを休日に続けるのは、長い目で見てまず続きません。時給には天井があり、自分の時間と体力を削り続ける限り、収入も体力も頭打ちになります。
② 資産の積み上げ型(ストック型)
最初はお金にならないけど、コツコツ積み上げると“自分の資産”になっていく副業です。
- ブログ・アフィリエイト
- せどり(で身につく経営感覚や仕組み化の力)
- コンテンツ発信
こちらは即金性はほぼゼロ。最初の数ヶ月は1円も稼げないこともザラです。でも、書いた記事や作った仕組みは“寝ている間も働いてくれる”。自分のペースでできて、専門性がそのまま資産になっていく。実際、僕がアドセンス収益を出せたのはこのタイプでした。
本業が労働なPTほど、副業は“資産型”を選ぶべき
考えてみてください。理学療法士の本業は、すでに「時間×体力」を使う労働です。そこにさらに労働型の副業を重ねたら、消耗するに決まっています。
だからこそ、副業では本業と違う“資産型”を選ぶ。これが、いろんな副業を実際に試して辿り着いた、僕の結論です。
次の章では、この軸をふまえて、僕が実際にやってきた副業を1つずつ正直にレビューしていきます。
③【実体験】理学療法士の僕がやってきた副業、全部正直レビュー
ここからは、僕が実際にやってきた副業を、稼げたものも失敗したものも包み隠さずレビューしていきます。さっきの「切り売り型/資産型」の軸を頭に置きながら読んでみてください。
まずは、僕が一番おすすめしたい“資産型”の2つから。
ブログ・アフィリエイト【◎ 稼げた・本命】
いきなり結論ですが、理学療法士の副業で僕が一番おすすめなのが、このブログ・アフィリエイトです。
実際に僕がアドセンス収益を出せたのも、これでした。
ブログは、自分の専門知識を記事にして、広告(アドセンス)や商品紹介(アフィリエイト)で収益を得る副業です。PTにとっての最大の強みは、「体・運動・健康」という専門性がそのまま記事の価値になること。
健康情報があふれる今、国家資格を持つ人間が書く情報は、それだけで信頼されます。
正直にデメリットも言います。最初の数ヶ月は、ほぼ1円も稼げません。
また、健康情報は売る商品、サービスをしっかり選ぶ必要があります。
例えば、臨床的な事を書いても、そもそも紹介するサービスがなければ収益にはつながらないです。
最初は何を書けばいいのか分からず、ジャンルも試行錯誤しました。
僕も書いても書いても反応がなく、「これ意味あるのかな…」と何度も思いました。
即金性を求める人には、確実に向きません。
でも、ここを越えると景色が変わります。
一度書いた記事は、寝ている間も働き続けてくれる。
しかも締め切りがない。
自分のペースで積み上げられる(これ、地味だけど本業があるPTには超重要です)。
専門性が資産としてストックされていく感覚は、労働型の副業では絶対に味わえません。
こんな人におすすめ: コツコツ積み上げるのが苦じゃない/長期目線で“自分の資産”を作りたい/本業に縛られず自分のペースでやりたいPT。
せどり【○ 稼ぎより“経営感覚”が学べた】
次はせどり。商品を安く仕入れて高く売る、という副業です。
正直に言うと、僕にとってせどりは「大きく稼げた副業」ではありませんでした。でも、やって本当に良かったと思っています。なぜなら——ビジネスの基礎、いわば“経営感覚”が丸ごと体験で学べたからです。
仕入れ→販売→利益計算→在庫管理。この一連を自分の手とお金でやると、「利益とは何か」「どうすればモノが売れるのか」が、頭ではなく体で分かるようになります。
臨床しか知らなかった僕にとって、これは大きな財産でした。
実際、このとき身についた「数字で考える感覚」が、整形クリニックで働く中で経営者目線で考えることに繋がっており、クリニック全体の利益を上げるためにはどうすればいいか…を考えるようになりました。
ただし、デメリットも正直に伝えます。
せどりは在庫を抱えるリスクがあり、リサーチや梱包・発送といった“作業時間”もそれなりにかかります。
その意味では純粋な資産型とは言い切れず、労働型の側面もある。
そして残念ながら、PTの専門性はほぼ活きません。
それでも、僕はせどりを推します。後に起業したい人や商売をしたい人は、基本的なスキルや考え方が身につきやすいから。少額からの仕入れでスタートするのがおすすめです。
稼げるようになったら外注化もできます。
Amazonせどりであれば、仕組みも整っているので最強の自動販売機が手に入りますよ!!
こんな人におすすめ: いきなりブログはハードルが高い/まず「自分の力でお金を生む」体験をしたい/ビジネス感覚をゼロから身につけたいPT。ビジネスを学ぶ最初の一歩として僕はおすすめします。
パーソナルトレーナー【△ 挑戦したが集客で挫折。でも伸びしろは大きい】
パーソナルトレーナーには、業務委託型と時給のアルバイト型の2種類があります。
僕は自由に働きたかったので、業務委託型を選びました。
筆記試験もありましたが、解剖学・生理学・運動学を学んできたPTなら、難なくクリアできるレベルのものでした。ここはやっぱり、専門性の強みが出るところです。
ただ、僕がつまずいたのは集客でした。
正直に言うと、SNSをうまく活用できなかったのが一番の敗因です。
さらに、本業の整形クリニックで働きながらだと、
仕事終わりにジムへ向かうのがどうしても億劫に感じてしまって…。
ちょうど子どもが生まれた時期と重なり、生活の変化も大きく、体力的にもダウン。
そのままフェードアウトしてしまいました。
——とはいえ、僕はもう一度チャレンジしてみたいと思っています。
理由は2つ。1つは、「理学療法士」という肩書きで付加価値をつけやすく、単価を上げやすいこと。
もう1つは、オンライン指導や出張ビジネスに発展させやすいことです。
この2つを突き詰めれば、”時間の切り売り”から抜け出して資産型に近づけられる——そう感じています。
だからこそ、本腰を入れて取り組み、高単価の収益を狙いたい人には、パーソナルトレーナーはおすすめですよ…!!
Webライター【△ 登録したが、締め切りに勝てず未稼働】
実は、Webライターにも登録だけはしてみました。
Webライターは、クライアントから記事の執筆を請け負って報酬をもらう副業です。
これも本来、PTと相性は悪くありません。
医療・健康・リハビリ系の記事は需要が高く、国家資格を持つ僕たちが書けば、単価アップも狙えるジャンルだからです。
…なのに、僕はほとんど手をつけられませんでした。
理由はシンプルで、締め切りに追われるのが、どうしてもきつかったんです。
本業の臨床だけでも頭がいっぱいなのに、そこに「いつまでに何文字」という納期が乗っかってくる。
考えただけで気が重くなって、結局ほぼ稼働しないまま終わってしまいました。
でも、この失敗が、僕にとって大きな気づきになりました。
同じ”文章を書く”副業でも、Webライターは「納期に追われる労働」、ブログは「自分のペースで積み上がる資産」。この違いは、想像以上に大きい。
締め切りで挫折した僕が、ブログだけは今も続けられているのが、その何よりの証拠です。
ですが、WEBライターは始めやすく、受注した分だけしっかり報酬に反映されるのがメリットです。
安定して報酬を稼ぎたい人は検討してみてもいいでしょう。
こんな人におすすめ: 締め切りがあった方がむしろ燃える/まとまった即金がほしい/PTの知識を「書く力」でお金に変えたい人。文章を書くこと自体が好きなら、ブログとの二刀流も十分アリです。
異業種バイト・訪問リハのバイト【× 即金性はあっても、積み上がらない】
最後に、正直「おすすめしない」と感じた働き方も、隠さず書いておきます。
どちらも、最初に話した”時間の切り売り型”の典型です。
異業種バイト(引越しなど)
前半でも触れましたが、若い頃にやった引越しバイトは、若さと体力で乗り切れただけでした。
即金性はあるものの、自分の時間と体力を削るだけで、何も積み上がりません。
PTの専門性もまったく活きない。
本業で体を使ったあとに、さらに肉体労働を重ねるのは、長い目で見てまず続きませんでした。
訪問リハのバイト(※これは同僚の話です)
こちらは僕自身の経験ではなく、実際にやっている同僚を見ていて感じたことです。
PTの専門性がそのまま活きて、時給も悪くないので、一見するとかなり良さそうに見えます。
でも、これも結局は”時間の切り売り”になりがちなんです。
1件いくら・1時間いくらで稼ぐ構造なので、収入を増やすには自分の時間をどんどん埋めるしかない。
やめれば収入はゼロ。本業のリハに、さらにリハを上乗せするわけなので、体力的にも消耗しやすい。
そして、アルバイトなので、社会保険料が高くなりやすいです。
稼ぐ視点でも効率は良くない。
やるなら、個人事業主系の副業をやるべきかと思います。
もしくは転職して、訪問リハビリを本業にしてしまうのもいいでしょう。
正直に言えば、訪問リハのバイトは**「本業の延長・劣化版」**になりかねない——というのが僕の見方です。
どちらも即金性は魅力ですが、
PTがこれだけに頼るのは危険。
だからこそ、早めに”資産型”へシフトしていくのが、僕のおすすめです。
「でも、訪問は単価が高いから魅力なんだよね・・・」
そのように感じる方は、訪問リハビリに転職しましょう。
訪問リハビリ自体は高単価なので、本業にして手っ取り早く収入を上げるのいいでしょう。
まとめ
この記事では私自身が試した副業やおすすめの副業をお伝えしました。
私のおすすめはブログとせどり、パーソナルトレーナーです。
ブログを始めたい方にConoHa WINGがおすすめです。
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また、副業を行う際にはインターネット回線が必要です。
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